クローズアップ道場生!!

第1回 本部道場生

 よ な み だいじろう
世波大次郎さん

(S12年生まれ)

 世波大次郎さんは昭和12年3月24日生まれ、この項を執筆している平成14年3月に65歳となる。現役の広島支部道場生である。


 世波さんの入門は平成12年7月のこと。「何度も道場の前を行ったり来たり」するほど悩んだ末の決断であったそうだ。動機は「体力をつけたかった」ということ。胃がんの大手術を経験した世波さんは体力の低下を自覚し、スポーツで鍛えなおしたいという気持ちで極真カラテを選んだ。「テニスもしていたんですが、体に負荷をかけるようなハードな運動をしたくて入門しました。極真の名前は昔から知っていました。」とのこと。それにしてもカラテ経験者でもないのに、63歳にしての入門とは。「やっぱり練習はきついです。それでも稽古後の満足感は何ともいえないものです。」

 稽古には週2回、昼の部に出ている。タクシードライバーである世波さんにとって、昼に稽古できることは嬉しいことである。又、世波さんは写真が趣味で、各道場に行ってはスナップ写真をとりためている。


第1回ワールドカップ中量級チャンピオン石原 延二段を組手で圧倒する世波さん。(少しヤラセが入っています)

 夏・冬の合宿にも毎回出席する世波さんが、一番嬉しいことは「やっぱり若い人とたくさん友達になれたことですね。今までの生活で10代、20代の友人ができるなんてなかったことです」。世波さんに今の目標をうかがってみた。「黒帯なんてまったく考えていないです。いまは交流試合に是非出てみたいですね」。この春の審査でも、大濱師範に「是非組手審査をさせてください!」と訴え、とうとう高校生の道場生と組手をしてしまった世波さん。道場でも気合は一番大きい。(ちょっとタイミングがずれることも...)


 私も世波さんのように、いつまでもポジティブに生きていきたいと、つくづく思う。

2002年3月12日 本部道場指導員 古本顕寛

 

 

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